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科学的に見たベストな栄養素の組合せは?サイエンス

|  2025-07-08 

「なんとなく体がだるい」「栄養は摂っているはずなのに調子が出ない」——そんなとき、見直したいのが栄養素の“組み合わせ”です。単独で摂るよりも、相性の良い栄養素を一緒に摂ることで、吸収率や効果が大きく変わることが、近年の栄養学で明らかになっています。この記事では、科学的な根拠に基づいたおすすめの栄養素の組み合わせと、日常の食事で取り入れやすい食材例をご紹介します。

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✔オメガ3脂肪酸 × ビタミンE
細胞を守る抗酸化タッグ

DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸は、脳や血管の健康維持に寄与し、生活習慣病の予防にも効果が期待されています。しかし、これらは非常に酸化されやすいため、抗酸化作用を持つビタミンEと一緒に摂取することで、その働きを保ちやすくなります。ビタミンEは脂質の酸化を防ぎ、細胞膜の安定性を保つ役割も果たします。
食材例 サバ+ナッツ、亜麻仁油+卵黄

✔ビタミンC × ビタミンE × セレン
抗酸化リサイクルの連携

ビタミンCとビタミンEはどちらも抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素を除去する働きがあります。ビタミンCが酸化されると、ビタミンEがそれを還元し、さらに酸化されたビタミンEはビタミンCやセレンによって再び還元されるという循環が生まれます。このように、3者が連携することで抗酸化作用が持続的に機能し、細胞の酸化ストレスを抑え、老化や疾患リスクの低減に貢献します。
食材例 野菜+ナッツ+魚介類

✔ビタミンA × 亜鉛
皮膚と粘膜の健康維持に

ビタミンAは皮膚や粘膜の形成と維持に不可欠な栄養素であり、免疫機能の正常化にも関与しています。一方、亜鉛はビタミンAの代謝や輸送に必要な酵素の構成成分であり、両者は相互に作用して健康を支えます。特に肌荒れや免疫力の低下が気になる方には意識して摂りたい組み合わせです。
食材例 レバー+牡蠣、にんじん+かぼちゃ

✔ビタミンK₂ × ビタミンD × カルシウム
骨密度アップと動脈保護

カルシウムは骨の主成分ですが、単独では骨にうまく取り込まれません。ビタミンDは腸管でのカルシウム吸収を促進し、ビタミンK₂は骨へのカルシウム沈着を助ける一方で、動脈への沈着を防ぐ働きがあります。この3つを組み合わせることで、骨密度の向上と動脈硬化の予防が期待できます。
食材例 納豆+さんま+小松菜、チーズ入りきのこオムレツ

✔マグネシウム × ビタミンD
筋肉と神経のサポート

マグネシウムはエネルギー産生や筋肉の弛緩、神経伝達に関与する重要なミネラルです。また、ビタミンDの活性化にも関与しており、両者を一緒に摂ることで相乗効果が得られます。ストレスや疲労感が気になる方におすすめの組み合わせです。
食材例 アーモンド+サバ缶、アボカド+日光浴

✔葉酸 × ビタミンB12 × ビタミンB6
動脈硬化予防と造血サポート

この3つのビタミンは、ホモシステインという動脈硬化のリスク因子を低下させる働きがあります。また、赤血球の生成にも関与しており、貧血予防にも効果的です。特に妊娠中や高齢者にとって重要な栄養素の組み合わせです。
食材例 レンズ豆+ゆで卵、サバ味噌缶+ブロッコリー

✔鉄 × 銅 × ビタミンC
赤血球の生成と鉄の利用効率向上

鉄は赤血球の材料となる重要なミネラルですが、吸収率が低いため、ビタミンCと一緒に摂ることで吸収が促進されます。さらに銅は鉄の代謝や運搬に関与する酵素の構成成分であり、3者の連携で赤血球の生成がスムーズに行われます。
食材例 レバーのオレンジマリネ、ひじき+キウイ

✔ルテイン/ゼアキサンチン × ビタミンE × オメガ9
目の健康と抗酸化リサイクル

ルテインとゼアキサンチンは網膜に多く存在し、光ストレスから目を守る働きがあります。ビタミンEとオメガ9(オリーブ油)を組み合わせることで、これらの抗酸化作用が持続的に機能し、視機能の維持に役立ちます。
食材例 ほうれん草+オリーブ油+ナッツ、卵黄入りスムージー+亜麻仁油

✔プロバイオティクス × プレバイオティクス(シンバイオティクス)
腸内環境の改善

プロバイオティクスは腸内の善玉菌そのものであり、プレバイオティクスはそのエサとなる食物繊維やオリゴ糖です。この2つを一緒に摂ることで、腸内環境が整い、ミネラルの吸収率や免疫機能の向上が期待されます。
食材例 ヨーグルト+バナナ、キムチ+麦ご飯+味噌汁

健康は、単なる栄養の足し算ではありません。
私たちの体内では、栄養素は単独で機能するのではなく、ビタミン・ミネラル・抗酸化物質、さらには腸内細菌までもが複雑に連携しながら、生理機能を支えています。これはほんの一例に過ぎず、体内では多岐にわたる栄養素同士がネットワークのように作用し合っています。

こうした相互作用を効率的に補う手段として、マルチビタミン・ミネラルや抗酸化物質を同時に摂取できるサプリメントの活用は、理にかなったアプローチといえるでしょう。特に現代の食生活では、栄養バランスの偏りやストレス、環境要因によって微量栄養素の不足が生じやすく、包括的な補給がますます求められています。

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USANAが名誉あるThe BOSS®を含む、5つのベスト・オブ・ステート賞を受賞!お知らせ

|  2025-06-24 


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ユサナは、製品の品質・革新性・慈善活動における優れた実績が評価され、ユタ州ソルトレイクシティのベスト・オブ・ステート賞で表彰されました。

次の5つの部門でベスト・オブ・ステート賞の「金メダル」と、名誉ある「The BOSS®」を獲得しました:

1️⃣ 科学技術全般 – 2008年以降で5回目のThe BOSS®受賞
2️⃣ 栄養補助食品 - セルセンシャルが9年連続受賞
3️⃣ パーソナルケア製品 - セラヴィブが8年連続受賞
4️⃣ 民間セクター・コミュニティ開発 – ユサナ・ファンデーション初の受賞
5️⃣ 研究開発 – ユサナのR&Dチームが7回目の受賞

この栄誉ある受賞は、私たちの情熱と努力、そして世界中のユサナ・ファミリーの皆さまのご支援の賜物です。心より感謝申し上げます!

※ベスト・オブ・ステート賞は2003年にユタ州の優れた個人、組織、企業を認識するために創設されました。ベスト・オブ・ステート賞の候補者は、100人以上の審査員からなるパネルによって、次の3つの基準に基づいて評価されます:① 業界での実績、② 革新性や創造性、③ ユタ州の生活の質の向上への貢献。

英語の記事はこちら: https://www.prnewswire.com/news-releases/usana-takes-home-five-best-of-state-awards-including-the-coveted-best-of-state-statue-302479618.html

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EPA/DHAの最適な摂取タイミングサイエンス

|  2025-06-23 

オメガ3脂肪酸と言えば血液サラサラでおなじみの栄養素です。
私たちのカラダに必要不可欠、でも体内では生成できないので食事から摂る必要があります。
その働きも多岐に渡っていることが報告されています。

1.生活習慣病の指標となるコレステロール値を下げる効果
2.悪玉コレステロール(LDL)の過剰な合成を抑え、善玉コレステロール(HDL)を増やす効果
3.中性脂肪も減らすので心血管疾患の予防に役立つ効果
4.炎症を抑えることでインスリンの効果を高めることが期待でき、糖尿病発症リスクを下げる可能性
5.血糖値の上昇を抑え、血糖コントロールをサポート
6.血栓を予防し、血圧対策に役立つ可能性

オメガ3脂肪酸には皆さんが頻繁に耳にするEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)、そしてα-リノレン酸の3種類があります。

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EPAとDHAは、生体内で代謝(分解)される速度が比較的速く、血中では数日~1週間程度で消失することが多いとされているため、継続摂取が必要です。
このように、EPA・DHAの血中や組織での保持時間が比較的短いため、摂取タイミングと頻度を工夫することで効果を最大化できます。

<目的別のEPA・DHAの最適な摂取タイミング>

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EPA・DHAの摂取は「毎日」「食後」「目的に合わせて時間帯調整」が最適です。
摂取を習慣化することで、脳・血管・メンタル・免疫など多方面に効果を発揮します。

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老化を”3年”遅らせる?注目の栄養素とは!サイエンス

|  2025-05-30 

最近の研究で、あるビタミンの摂取が「細胞レベルでの老化」を平均3年遅らせる可能性があることがわかってきました。
キーワードは「テロメア」と呼ばれる細胞内の構造です。
テロメアってなに?
テロメアとは、細胞のDNAの末端にある“ふた”のような部分。
年齢とともにテロメアは短くなり、ある程度まで短くなると細胞は分裂できなくなります。
つまり、テロメアの長さは「細胞の寿命」や「老化の進行度」を示すバロメーター。
そのテロメアを守るのが「ビタミンD」
最新の研究によると、ビタミンDをしっかり摂っている人は、テロメアがより長く保たれていることが明らかに。統計的には、ビタミンDが不足している人と比べて、約3年分老化が遅れていると推定されました。*
ビタミンDはどう摂ればいい?
① 日光浴
1日15〜30分程度、顔や腕に日光を当てるだけでもOK(ただし地域、季節、年齢、サンスクリーンを塗っている人などによって異なります。
② 食事
鮭・サバ・イワシ・きのこ類などに多く含まれる(特に乾燥したシイタケなど)食材を積極的に選ぶ。
③ サプリメント

冬場や日照不足の人、夜勤の看護師の方々、日焼け止め、日傘、アームカバーなどを使用される方はサプリメントを有効活用すると効率的で確実。

なぜ注目されているの?
がんや心臓病、認知症などの生活習慣病にも関与すると言われているビタミンD。
テロメアを守ることで、見た目の若さや健康寿命の延長にもつながる可能性が期待されています。

ビタミンDは「細胞の若さ」を守る重要な栄養素。老化のスピードをゆるやかにする可能性があります。
でも、2023年慈恵会医科大学の発表によると日本人の98%がビタミンD不足ということが判明しました。
日光浴や食事からは十分ではないということであれば、サプリメントを有効活用することが理にかなっています。
ビタミンDの1日の摂取上限は成人で4000IUとされており、今回使用された2000IUはその半分の安全域内です。2000IUは50μgに相当します。

ビタミンDは骨や歯の健康、免疫力強化などで広く認知されています。昨今は、世界的レベルの研究において、がんや心臓病、認知症などの生活習慣病にも関与すると言われています。
ビタミンDを十分に摂取することで、他の良い効果と共に、老化スピードにもいくらかブレーキをかけられるかもしれません。

*出典:Haidong Zhu, JoAnn E Manson, Nancy R Cook, Bayu B Bekele, Li Chen, Kevin J Kane, Ying Huang, Wenjun Li, William Christen, I-Min Lee, Yanbin Dong, Vitamin D3 and marine ω-3 fatty acids supplementation and leukocyte telomere length: 4-year findings from the VITamin D and OmegA-3 TriaL (VITAL) randomized controlled trial, The American Journal of Clinical Nutrition, 21 May 2025

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目にも日焼け止めを!紫外線対策とルテインのチカラサイエンス

|  2025-05-21 
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春から夏にかけて、紫外線がぐんと強くなります。肌の日焼け対策は気にしていても、「目の紫外線対策」は意外と見落とされがちです。

可視光線と不可視光線
太陽光には、私たちの目に見える「可視光線」(紫・青・緑・黄・橙・赤)と、見えない「不可視光線」が含まれています。不可視光線には、紫外線、赤外線、X線、マイクロ波、電波、ガンマ線などがあります。

中でも注意したいのが「紫外線」。紫外線は波長の違いによってUVA・UVB・UVCの3種類に分かれ、特に5月以降は紫外線量が急増します。

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目を守る天然成分「ルテイン」
肌は日焼け止めで紫外線から守ることができますが、目は外部からの影響を直接受けやすく、内側からのケアが重要になります。
ルテインは、ほうれん草やケール、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれる天然の黄色い色素で、カロテノイドの一種です。目の健康を保つために欠かせない成分として知らています。

【ルテインの主な働き】
⓵ 紫外線・ブルーライトを吸収して目を保護
ルテインは網膜や水晶体に存在し、紫外線やブルーライトを吸収することで目へのダメージを軽減します。言わば“目の日焼け止め”のような役割を果たします。

⓶ 抗酸化作用で病気のリスクを軽減
紫外線を浴びると体内で活性酸素が発生し、これが目の細胞を傷つけます。ルテインはこの活性酸素を抑える抗酸化作用があり、白内障や加齢黄斑変性症などの予防に効果が期待されています。

⓷ 網膜の中心「黄斑部」の保護
黄斑部は視力の中心を担う非常に大切な部位です。ルテインは黄斑部に多く存在し、加齢や紫外線による変性を防ぐことで、視力の維持に重要な役割を果たしています。

目の健康には複合的な栄養がカギ
ルテインだけでなく、以下の成分も目の健康維持に役立ちます:

アントシアニン(ポリフェノールの一種): ブルーベリーやビルベリーに含まれ、目の疲れ軽減や暗所での視力サポートに役立ちます。

ビタミンCや亜鉛: 抗酸化作用により、ルテインやアントシアニンの働きを助けます。特に亜鉛はルテインの吸収を高めるとされています。

ルテインやアントシアニンは、体内で合成できず、年齢とともに減少していく成分です。そのため、食事やサプリメントからの継続的な摂取が大切です。
紫外線が気になる季節こそ、内側からの“目の日焼け止め”対策を意識してみましょう。

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